A.B.C-Zの8thシングルDVD「花言葉」が連ドラ待ったなしなので売れてほしいブログ
事故で記憶を失った詩織。婚約者のことすらも思いだすことのできない彼女に対して、理学療法士の橋本は一日一本のバラを贈ることを日課にしていた。いつしか二人はお互いのことを強く意識し合うようになるが、バラを贈る度に少しずつ戻っていく彼女の記憶。
彼女の幸せを願うと同時に溢れてしまう恋心。交差する感情にゆれる二人が出した答えとは...
「だって、思い出したら私…」
事故に遭い婚約者と出会ってから今までの3年間の記憶を失くした患者、詩織。
「一分だけ、こうさせてください」
毎日記憶を失った患者の詩織に一輪のバラを贈る理学療法士、橋本。
「病室でバラを渡そうともしました。でも詩織は、受け取ってくれない。だから」
恋人から自分の記憶が失われてしまい距離に戸惑う婚約者、戸塚。
「君は彼女を歩けるようにすればいいの、バラとか必要か?」
患者に入れ込む橋本に冷ややかな心療内科医、五関。
「今日来なかったから、どうしたのかなって」
毎日バラを買いに来る橋本と親しくなり彼の背中を押す花屋の店員、河合。
「それはあなたのですよ」
様々な場面に登場し意味深長な言葉を残す清掃員、塚田。
―――――★
ここまで読んでいただいて、これが”ミュージックビデオ”だと思う方はほぼいないでしょう。
ちなみにあらすじはA.B.C-Z公式HPから、それぞれのセリフはミュージックビデオ(以下MV表記)からの抜粋です。
こうして書き出してみると連ドラが始まる予感しかない…。
まず登場人物の設定だけでも想像膨らみますよね。
失われた婚約者と患者の過去、心療内科医の心変わりの原因、恋を応援する側の花屋の心境、神出鬼没な清掃員のアナザーストーリー…
MVでは理学療法士の物語がメインなので他の登場人物にはフォーカスがあたりませんが、登場人物それぞれの語られない部分が連ドラでは生かされそうな感じがしませんか?
しかも演出を手掛けたのは「家政婦のミタ」や「女王の教室」、「ブスの瞳に恋してる」の製作会社です。
ヒットメーカーの仕掛けたこの本気のMV、連ドラ化しないなんてもったいない…!
…と語ってはみてもこの作品、表情が物語ることが多いのでまずは見てほしいです。
魔法男子チェリーズ*1の時も思いましたがドラマの撮影だと顔の接写がとにかく美しい!
DVDでしっかりとドラマ(とA.B.C-Zの美しさ)を噛み締めたい作品です。
25分に及ぶ音楽とドラマが融合したミュージックビデオ、「花言葉」
出会いと別れの季節にぴったりなこのDVD、騙されないので惹かれた方はぜひ視聴していただきたいです。
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ちなみにドラマ部分に惹かれた方はそのメイキングが収録されている初回限定盤がおすすめです。
彼ら一人一人がどんな役作りをしているのかがコメントされています。特に冷ややかだった心療内科医のイメージが変わるかもしれません。
またCDがついていますが、彼らが主演を務めた舞台「ABC座2015」の1幕の劇中歌が収録されています。1幕では、売れない5人バンド「プラネッツ」がスターにのし上がる過程でのぶつかり合いや心のつながりをミュージカル仕立てで演じ、歌で芝居する彼らを聞くことができます。また、A.B.C-Z自身のことを歌う歌も収録されています。
ドラマ中に挿入されるダンスに惹かれた方は通常盤を。
「ABC座2015」の2幕の映像がMC以外ノーカットで収録されています。2幕は1幕とは異なりショー仕立てとなっており、「舞台から一度も捌けない」演出をしています。そのため40分超の時間ずっと踊り続ける彼らを見ることができます。息もつかせぬパフォーマンスをする彼らに度肝を抜かされるはず。
(そして普段の彼らはそれなりにトンデモ集団ですので、そのギャップにはまったら、楽しいジャニオタ生活が待っていますよ!笑)